着物の小物

腰紐

きもの姿の美しさを内側で支えてくれるのが紐類です。代表的なものはモスリン（毛織物）で、他にも正絹や木綿、化繊など素材は様々。幅や締め心地も異なるので、自分がもっとも使いやすいと思われるものを。安価で丈夫ということではモスリンが、締めやすさや通気性という事では正絹が一番。柔らかくてかさばらず、弾力性のあるものを選びましょう。
紐の結び目は、ごろごろしていると表にひびきます。なるべく薄くなるように結びましょう。

: 正絹の揚柳地を、色とりどりのぼかしに染めた美しいもの。正絹は通気性、染めやすさともに優れています。

: ブルーのモスリンに糸巻きの柄。人目に触れても恥ずかしくない、ちょっとおしゃれな小物です。

: うろこの地紋に七色のぼかしが美しい、幅広の腰紐。幅があるため。締めても食い込まない。

: 白のモリスンは安価で丈夫。締めやすく長持ちするので、多くの人に愛用されています。